こんにちは❗
折りたたみ自転車・ゴルフ用品専門店の
ベストスポーツマルイファミリー志木店です💁
自転車店でブレーキの種類を説明されたけど全然わからない。。
ブレーキの種類によって何が違うの?
そんな声にお応えして、
本日は、意外と多い自転車のブレーキの種類のご紹介します❗
皆さんお馴染みの軽快車のブレーキから、
最近のトレンドのディスクブレーキまで1つずつご紹介していきます❗
ブレーキの種類によって性能が大きく変わるので
皆さん覚えておいて損はないですよ!
自転車のブレーキの種類
まず初めに、自転車のブレーキは大きく分けると、
ハブブレーキ、リムブレーキ、ディスクブレーキの3つに分かれます。
1つ目のハブブレーキは、
ホイールの回転軸であるハブに固定されるブレーキで、
主に軽快車の後輪に使用されているブレーキです。
2つ目のリムブレーキは、
ホイールのリムをゴムのブレーキシューで挟むブレーキです。
こちらは軽快車の前輪、スポーツ車に多く使用されます。
3つ目のディスクブレーキは、
ホイールに固定されたディスクローターをブレーキパッドで挟むブレーキです。
主にスポーツ車に使用されていて、車やバイクに使用されているものと構造は同じです。
それでは、ハブブレーキから順にブレーキの種類をご紹介していきます❗
ドラムブレーキは昔ながらのブレーキで、
現在では低価格帯の軽快車に多く見られます。
ブレーキをかけた時に「キーッ」と音が鳴るあのブレーキです。
ホイール側に付いた金属のドラムを、
外側からゴムのバンドで包む構造となっています。
構造的にどうしても隙間に不純物や雨水が侵入してしまうため、音鳴りが起きやすいです。
サーボブレーキは唐沢製作所が製造しているブレーキです。
バンドブレーキの逆の構造で、
内側のシューが広がることで外側のドラムを抑える仕組みです。
こちらは、内部に異物や水などが入りにくく、
雨の日も制動力が落ちることなく音鳴りもしにくいです。
さらに、バンドブレーキとサーボブレーキは台座が共通なので、
ホイールを交換しなくても装着することができます。
音鳴りが気になる方は、近くの自転車屋さんに交換してもらうと良いと思います。
ローラーブレーキは比較的高価格帯の軽快車や、
電動自転車に使用されることが多いブレーキです。
制動力も高く、音も非常に静かです。
構造は、ブレーキレバーを引くことでカムが回転し、
ローラーが金属製のシューを押上げて回転を抑える構造です。
ただ、グリスが切れてくると音鳴りが始まり、
そのまま使用すると故障する場合もあるので定期的なグリスアップが必要です。
また、バンドブレーキから交換する場合、
ホイールの交換(またはハブの交換)が必要となるので、
車体購入の際に最初からローラーブレーキのものを選ぶのが良いです。
コースターブレーキはビーチクルーザーやピストバイク、
海外製の幼児車などに使用されるブレーキです。
ペダルを逆回転させることでブレーキが効きます。
日本では前後ともにレバー式のブレーキが主流なので、
知る人ぞ知るブレーキとなっていますが、
オランダやアメリカなどでは、握力の弱い幼児や年配の方でも、
足の力でしっかりブレーキが掛けられるコースターブレーキはメジャーな存在のようです。
V-ブレーキはマウンテンバイクやクロスバイクなどに多く使用されるブレーキです。
アーチ部分を長くすることで、テコの原理をうまく使い高い制動力を生み出します。
また、部品数も少ないためメンテナンス性も良いです。
カンチブレーキはシクロクロスやランドナーなどに主に使用されます。
Vブレーキの元となったブレーキで、泥が溜まりにくくオフロード系の車体に人気です。
制動力は低いものの、ロード系のSTIなどのブレーキで引ける他、
太いタイヤが装着でき、アーチワイヤーを外すことで、
ホイールの脱着も容易というメリットもあります。
後は、なんと言ってもクラシカルな見た目が最高です。
UブレーキはBMXなどに多く使用されています。
フレームからの飛び出しが少なく、
トリック時に踵などに当たりにくいので、
BMXでは定番のブレーキです。
こちらもカンチブレーキ同様、アーチワイヤーを使用する構造となっています。
出典:https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/duraace-r9100/BR-R9110-RS.html
キャリパーブレーキは軽快車の前輪、ロードバイクなどに多く使用されます。
キャリパーブレーキにはシングルピボットとダブルピボットの、
2種類の構造が存在します。
主に軽快車の前輪に使用されているものがシングルピボットです。
シングルピボットはその名の通り、軸が1本のブレーキで、
軽量ですが、ブレーキの構造物全てを1本で固定しているため、
安価なものだと如何せんガタツキや片効きが起きやすいです。
ウィキペディアさんによると、
1970~80年代はロードレース用ブレーキとしても主流だったそうです。
一方ダブルピボットでは、2本の軸を使用し、
軽い力でシングルピボット以上の制動力を発揮することができます。
こちらは今のロードバイクの主流となっていて、
電動自転車や高価格帯の軽快車にも使用されているのもダブルピボットです。
ダイレクトマウントブレーキは主にロードバイクに使用されます。
見た目はキャリパーブレーキと似ていますが、
フレームに2点で固定するので剛性が上がり、制動力も上がっています。
ボトムブラケットの下にも取り付けられる車種も有るため、エアロ効果も多少あります。
ディスクブレーキは主にマウンテンバイクやシクロクロス、
最近ではロードバイクからクロスバイクまで幅広い車種で使用されています。
車やバイクに使用されているのも同じ構造です。
構造は、ホイールに固定されたディスクをパッドで挟んで止める構造で、
ワイヤー制御の機械式と、油圧式があります。
機械式ではワイヤーの交換が簡単というメリットがありますが、
フロントブレーキは良しとしても、
リアブレーキはある程度ワイヤーの長さが必要になり、
多少抵抗も生まれてくる為、ブレーキがわずかに重くなる場合もあります。
一方油圧式ではどれだけホースが長くても、ブレーキタッチは変わらず、
軽い力でブレーキを掛ける事ができます。
しかし、ディスクローターの装着されていない状態でブレーキレバーを握ってしまうと、
ピストンが戻らなくなってしまいます。
どちらにも共通するメリットは、
悪天候でも高い制動力を発揮できる点と、リムを消耗しない点です。
デメリットに関しては、
1番はホイールの脱着に気を使うことで、
ローターの歪み、油圧式ではブレーキを握らないようにしなくてはいけません。
輪行などをする際は特に要注意です。
今回紹介した物だけでも、
自転車のブレーキには多くの種類があることがわかって頂けたかと思います❗
ブレーキは乗り手の命を守る、自動車で最も重要なパーツです。
少しでも違和感を感じた場合は、すぐに点検することをおすすめします❗
最後まで閲覧頂き有難う御座いました❗
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